【感情】ネガティブが自分を変える力となる

今回は前回の
【感情】ネガティブな状態が焦点を定めてくれる
の補足のお話になります。

ネガティブな状態は自分を変えるきっかけを与えてくれる

ネガティブな状態は焦点を定めてくれる。

そして、焦点というのは
「エネルギーをどこに集中して注ぐのかを定めること」
と書きました。

ネガティブな状態になると
「いまの状態から抜け出したい!」
「もうこんな気持ちになりたくない!」
「こんな自分はもう嫌だ!」
みたいに思いませんか?

そう思ったとしても、
「でも、どうせ変わることなんてできない…」
と思ってしまうと、何も行動することはできません。

ですが、
「やっぱりいまの現状から抜け出したい!」
と強く思うことで、その気持ちが
「自分を変えるきっかけ」
となってくれます。

そして、その「自分を変えるきっかけ」が、
自分を変えることに焦点を定め、
エネルギーを集中させることができるようになります。

ネガティブな感情があるからこそ意欲が高まる

以前に
【習慣化】習慣化に必要な3つの要素
という記事を書きました。

この記事にて
「習慣化するためには意欲が必要」
とお伝えしました。

自分を変えるためには
これまでの習慣を断ち切り、
新しい習慣を構築していく必要があります。

ネガティブな感情は
「いまの現状から抜け出したい!」
という強いモチベーションになってくれます。

なので、ネガティブな感情というのは
習慣化に必要な意欲を満たしてくれるのです。

ポジティブな感情も意欲には繋がるのですが、
ポジティブな感情で意欲に繋げるのはなかなか大変です。

というのも、ポジティブな感情の場合、
「今よりももっと幸せになりたい」とか考えますが、
多くの場合、
「今でもある程度満足している」
なんてことが多いからです。

つまり、
「絶対に達成するぞ!」という意欲や決意ではなく、
「達成したら嬉しいよね」といった願望になってしまいがちです。

だから、自分を変えることに焦点を定めることができません。

「今よりももっと幸せになれたら嬉しいけど、
 今のままでもある程度満足している。
 むしろ、自分を変えようとして今の生活を壊してしまうのが嫌だ」

などと無意識で思ってしまいがちなので、
なかなか自分を変えるための行動ができなくなってしまいます。

人は得よりも損を重視する

目標設定をしても
それを達成させる意欲がわかず、うまくいかないのは、
「今の現状を壊したくない」
「今でもある程度満足している」
なんて状態にいるからです。

人は持っているものをさらに増やすよりも
持っているものをなくすことに強い反発をします。

FXなどでよく言われているプロスペクト理論では
「得よりも損が重視される」なんて言われており、
仮に100万から110万に増えて喜んだとしても、
それがまた100万に減ったら喜んだ以上に凹んでしまいます。

元々プラスになっていた分が減って、
元のお金に戻っただけなのに
ダメージがものすごいわけです。

120億ドルの資産を持っていた人が
30億ドルの損失を出したことで自殺してしまった、
なんて人もいます。

この話にはまたちょっと事情があるんですが、
それでも、資産が1/4になっただけ
しかも、90億ドルなので、それだけでも遊んで暮らせる額です。

それで自殺するなんて
なかなか考えられませんよね?

人はそれだけ持っているものを失うことには
大きなダメージを受けてしまうのです。

なので、
ポジティブな状態にいる、
つまりある程度満足している状態にいるときに
「もっと良い環境を手に入れよう!」と考えたとしても

無意識では
「いまの環境を手放したくない!」
いまの環境に執着してしまって
行動することができないのです。

ネガティブな状態は失うものがない状態

ネガティブな状態というのは
ポジティブな状態と違って、失うものはありません。

というよりも、
「何かを失う以上に現状を変えていきたい!」
と思うため、焦点が定まり、
そこにエネルギーを注ぐことができるのです。

仮に心身ともに疲れていて
エネルギー量が少ない人だったとしても、
焦点が定まり、そこに集中してエネルギーを注ぐことができれば、
びっくりするような結果を出すこともできます。

それがネガティブな状態とポジティブな状態の違いです。

ポジティブな状態は「現状に満足」、
ネガティブな状態は「現状に不満」である場合が多いため、
現状を変えようと思ったら、不満がある方が行動しやすくなります。

不満が世の中を変えてきた

不満というネガティブな感情が
いまの世の中を作ってきました。

「歩いて移動すると時間も体力も大量に使ってしまう」
という不満から
車や電車、飛行機などが作られ利用されています。

「もっとおいしいご飯を食べられないだろうか?」
という不満から
おいしい料理の研究などもされていますしね。

不満から新しく、快適なものが生まれました。

ただ、快適になってきたからこそ、
不快と感じることが多くなり、
人はどんどん精神的に弱くなってきた、
という流れもあるのですが、
それはまた次の機会に。

ただ、ネガティブな感情というのは
自分や世の中を変えるだけでなく、
精神も強くしてくれるので、
ネガティブな感情はとても大切なものです。

ネガティブが精神を強くしてくれる話は
【感情】ネガティブな状態は精神を強くしてくれる
でしています。

ネガティブな感情は
自分や世の中を変えるきっかけを与えつつ、
精神も強くしてくれる大切なものだからこそ、
ポジティブなことにこだわりすぎず、
ネガティブな感情も上手に利用していきたいものですね。

まとめ

  • ネガティブな想いが「自分を変えるきっかけ」を与えてくれる

  • 「自分を変えるきっかけ」が自分を変えることに焦点を定め、エネルギーを集中させることができるようになる

  • ネガティブな感情があるからこそ「何かを失う以上に現状を変えていきたい!」と焦点が定まり意欲が高まる

  • ポジティブな感情で意欲を高めるのは「得よりも損を重視する」という人間心理があるためなかなか難しい

ポジティブな感情で必ずしも行動できないわけではないですが、
自分を奮い立たせることはなかなか難しいです。

「何かを得たい」よりも
「何かを避けたい」の方が
意欲が高まりやすいですから。

「いまよりももっと良い環境で過ごしたい!」よりも
「今の環境なんてもう嫌だ!絶対に抜け出したい!」という方が
意欲が高まりそうですよね?

そのように、
ネガティブな感情というのは
意欲を高め、行動に繋げやすくしてくれるのです。

なので、せっかくですから、
ネガティブな感情をもっとより良い方向に変えていけるように
使っちゃいましょう!

それでは、ありがとうございました!

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