【感情】幸福はネガティブな感情を受け入れたときにやってくる

「幸福になるためにはどうしたら良いか?」
という研究が長年されてきていますが、
それによって幸福な人は増えたのでしょうか?

正直、幸福な人が増えたというよりも
うつ病や不安などが増え、
逆に不幸と感じる人が増えたのでは?
なんて感じてしまいます。

幸福について研究が勧め、
幸福になるためのアドバイスが提供されているはずなのに、
なぜ幸福な人が増えるどころか、
不幸な人が増えてしまったのか?

幸福にばかり目がいってしまった結果

幸福な人を増やすために行われてきたはずの研究が
逆に不幸な人を増やす結果になってしまった。

これは、
「幸福になるためにはどうしたら良いか?」
にばかり目がいってしまったからではないか?
と思っています。

「幸福になるためにはどうしたら良いか?」

それは、楽観的で何事にも前向きになり、
不安や悩みといったネガティブな感情を取り除くことで
人は幸福になっていく。

これは間違いではないと思います。

ですが、この考え方は
「ネガティブな感情を取り除くことで
 ネガティブな感情への耐性が弱くなる」

という事実を見逃しています。

ネガティブな感情を取り除くことができれば、
それは「幸福だ!」と言えるでしょう。

ですが、全てのネガティブな感情を取り除くことは不可能です。

大事な人の死や
仕事の大きな失敗、
事故による身体への大きなダメージなどがあったら
どうしてもネガティブな感情が表れてしまいますから。

ネガティブな感情と全く向き合わないでいたら、
どうしてもネガティブにならざるを得ない出来事に出会ったとき、
一気に精神的に疲れ、うつ病になってしまいます。

ネガティブな感情を避けることで立ち直れなくなる

ネガティブな感情を避けることで
ネガティブな感情を持たざるを得ない状況になったときに
対処できなくなってしまいます。

そうならないためにも
日頃からネガティブな感情と向き合い、
ネガティブな感情に適応していく必要があります。

ネガティブな感情に慣れるためには
筋肉を増やすために筋肉を痛めつけるのと一緒で
ネガティブな感情によって自分自身を痛めつける必要があります。

ネガティブな感情によって自分自身を痛めつけるというと、
なんともつらそうですが、
日頃のネガティブな感情というのは
そこまで強いわけではないはずです。

もし、日頃からネガティブな感情が強いと感じる場合は、
これまでネガティブな感情を避けようとしてきたか、
ネガティブな感情と向き合わず、見ないふりをしてきたかです。

ネガティブな感情と向き合ってこなかったのであれば、
ネガティブな感情の耐性がついていないため、
日頃のネガティブな感情に強い拒否反応が出ても仕方ありません。

その場合は、リハビリのように小さなネガティブ感情と
向き合っていって、少しずつネガティブな感情に慣れていきましょう。

幸福を求めすぎると幸福は遠ざかってしまう

「幸福になるためにはポジティブになりましょう!」
「幸福になるためにはネガティブになるのは絶対ダメ!」
といった話から、ネガティブな感情と向き合うことは
良くないことのように伝えられてきました。

ですが、この考え方が
いままさに人を不幸にしていると考えられます。

人はやはり不幸よりだったら幸福の方が良いので、
幸福を求めます。

ですが、
「幸福かどうかあまり気にしていない人よりも、
 幸福を求めている人の方が寂しさを感じることが多い」

なんて言われています。

これは、
「幸福かどうかあまり気にしていない人は、
 現時点で幸せだからでは?」
なんて思うかもしれません。

それは、間違いではありません。

いま幸せではないと思っているからこそ、
幸せを求めているのでしょうから。

幸福かどうかなんて主観的な問題であり、
どんな状況であろうと
「いま幸せだ!」と思えば幸せなのです。

ですが、幸福を求めるあまり、
幸福に執着しすぎて、幸福を手にできていません。

幸福を求めすぎてしまうために
幸福は自分の心の中にあると思わず、
自分の外にあると考えてしまうからです。

よく
「執着しすぎると、逆にどんどん離れていって、
 気がついたときには取り返しがつかないことになっている」

なんて言われます。

「幸福になりたい!」と求めすぎてしまうと、
「いま幸福だ!」といった、心の中で思うだけで幸福になれるはずが、
自分の外に幸福があると考えてしまうため、
いつまで経っても幸福になれないのです。

幸福はネガティブな感情を受け入れたときにやってくる

自分の外に幸福があると考えてしまうと、
気に食わないことがあったり、
自分の思い通りにならないことがあったときに
ネガティブな気持ちになり、

「やはり私は幸せではない!」
と思ってしまいます。

ネガティブな気持ちがダメなものだと思っているから、
ネガティブな気持ちになったときに
「これは自分は幸せではない」と思ってしまいますから。

ですが、そのネガティブな気持ちを受け入れてみて、
「このネガティブな気持ちも大切なもの。
 このネガティブな気持ちを使って何かできないだろうか?」

なんて考えることができれば、ネガティブな気持ちもどこかにいき、
少し気分が楽になるはずです。

人が悩み苦しんでしまうのは
ネガティブな感情といった不快感から目を背けたときであるため、
不快感から目を背けず、受け入れることで幸福が身近にやってきます。

つまり、幸福というのは
「ネガティブな感情から目を背けず、きちんと向き合い、肯定して
 そのネガティブな感情をどうやって使っていくか?」

と考えたときに近づいてくるのです。

第1話でお話したように
当然ながらポジティブさも必要で
ポジティブとネガティブの割合は大体8:2くらいが良いかと思います。

 

ポジティブの方が割合的には多いけれど、
決してネガティブさはいらない、というわけではなく、
きちんとネガティブな感情と向き合って受け入れていく必要があるのです。

なので、
不快な気持ちになるからとネガティブな感情を邪険しないこと。

どんなにネガティブな感情を排除しようとしても
大切な人の死といったことで
ネガティブな感情に支配されることは必ずあります。

そのときにネガティブな感情にとらわれすぎないためにも
日頃からネガティブな感情と向き合い、
ネガティブな感情に慣れていくこと。

そして、ネガティブな感情に慣れ、
そのネガティブな感情をもっと前向きに使うことができれば、
より良い未来を掴み取ることもできます。

 

「ネガティブな感情は悪いことであり、
 ネガティブな感情があると幸福にはなれない」
と考えてしまうと、幸福はやってきません。

ネガティブな感情はどうしても湧き起こってくるため、
「内面から幸福になろう!」ではなく、
「外にあるものを手に入れて幸福になろう!」と考えてしまうからです。

車を手に入れたら幸せとか、
恋人ができたら幸せとか、
そうやって外に求めたところで幸せはやってきません。

幸福かどうかは
「いま幸せだ!」と心の中で考えられるかどうかですから。

だから、
「ネガティブな感情があると幸せにはなれない」
なんて考えていると幸せは一生やって来ません。

「ネガティブな感情ときちんと向き合い、
 そのネガティブな感情と仲良くなっていく」

これによって、幸せが近づいてくるのです。

だからこそ、
ネガティブな感情と仲良くなっちゃいましょう!

まとめ

  • ネガティブな感情を取り除くことでネガティブな感情への耐性が弱くなる

  • 全てのネガティブな感情を取り除くことは不可能

  • ネガティブな感情を避けることで、避けられないネガティブな出来事が起きたときに立ち直れなくなる

  • ネガティブな感情に慣れるためには、ネガティブな感情によって自分自身を痛めつける必要がある

  • 日頃のネガティブな感情にも強い拒否反応が出る場合は、リハビリのように小さなネガティブ感情に慣れていくことから始めてみよう

  • 幸福はネガティブな感情を受け入れたときにやってくる

  • 幸福は「ネガティブな感情から目を背けず、きちんと向き合い、肯定してそのネガティブな感情をどうやって使っていくか?」と考えたときに近づいてくる

  • ネガティブな感情と仲良くなろう!

ネガティブな感情は悪いものだと考え、排除してしまうと、
ネガティブな感情への耐性がなくなってしまうので、
ネガティブな感情と向き合い、そのネガティブな感情を
どう有効利用していくべきなのか?を考えていきましょう!

それでは、ありがとうございました!

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