【感情】世界中で最も不幸なのは優柔不断な人間である

「世界中で最も不幸なのは優柔不断な人間である」

これはドイツを代表する文豪であるゲーテの言葉。

優柔不断な人は
失敗を恐れてなかなか決断できません。

決断を保留にすることで
悩み苦しみ、自分を責めてしまいます。

それによってネガティブループに陥り、
エネルギーがどんどん漏れていってしまう、
なんてことに。

優柔不断は慎重であるとも言えるのですが、
慎重になりすぎて前に進まず、
それを嘆いて自分を傷つけてしまうのは考えものです。

身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もある

「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もある」
なんていう諺があります。

この諺は

溺れかけたときは、
もがけばもがくほど深みにはまってしまうが、
思い切って水の流れに身を任せれば、逆に浮かび上がり
いずれ浅瀬にたどり着いて立つことができる

なんていう経験に基づいた言葉であり、
「捨て身覚悟で取り組めば活路を見出すことができる」
なんて意味合いで使われているものです。

決断することに恐怖を感じるかもしれないけれど、
思い切って決断することによって
物事を良い方向に進めることができます。

ですが、優柔不断な人は、
失敗を怖れるあまりなかなか決断できず、
現状維持のまま先延ばししてしまいます。

それにより、対応が遅れ、
気がついたら対処しきれない事態になっていた、
なんてことになってしまいます。

決断が遅れることによる被害

有名人や大企業の謝罪会見がここ数年で増えたように思いますが、
不祥事を起こしてしまった場合、
すぐに謝罪会見を行わず、保留にしてしまうと
いろんな噂に埋め尽くされ、弁解できなくなってしまいますよね?

謝罪会見に限らず、
決断せずに先延ばしにしていると
事態がどんどん悪化していくことは結構あります。

「副業としてブログを始めよう!」
と思ったものの、なかなか踏み切れず、
学ぶだけ学んでブログを書き始めなかった結果、
これまで学んだ知識が通用しない時代になっていた、
なんてこともありますから。

決断は早めに

決断を早めに行うことで、
事態が悪化することを避けられます。

もちろん、最低限の下調べや下準備は必要だと思います。

方向性も決めずに、
「えいやー!」で決めてうまくいくこともありますが、
「えいやー!」で決断してやってみたら、
思っていたのと全く違った、なんてこともありますから。

だから、最低限の下調べや下準備は必要だと思いますが、
時間は有限であり、時間をかけすぎてしまうと事態が悪化していくから
決断は早めに行いたいものです。

決断により得られるもの

決断により、
事態を悪化させる前に対処できるというのも利点なんですが、
「自分に自信を持てる」という利点もあります。

「優柔不断はやめた方がいい」
と言われることが多いから、
優柔不断にマイナスなイメージを持っている人は多いと思います。

※優柔不断も程度の差があるので、全く行動できないくらいの優柔不断なら問題ですが、慎重レベルの優柔不断であればむしろプラスに働くと思っています。

「優柔不断はやめた方がいい」
ということが無意識に刻み込まれているのであれば、
早め早めに決断することで、それが自信となります。

「優柔不断だった自分が早めに決断できたぞ!」
と意識はしていなくても、無意識が勝手にそう思うので、
決断することが自信に繋がるのです。

決断は焦点を定めてくれる

決断することで自信に繋がるので
エネルギーを高めることができるのですが、
決断はその高めたエネルギーを効率的に使う働きもしてくれます、

というのも、決断というのは
「他の選択肢を切り捨てること」
だからです。

例えば、謝罪会見で考えた場合、
「謝罪会見をやるのかやらないのか?
 いつやるのか?どのようにやるのか?」
なんて色んなことを考えることになるはずです。

これに対して、
「謝罪会見をやる」と決断したら、
「謝罪会見をやらない」という選択肢が消えるため、
あとは「いつやるのか?どのようにやるのか?」に
エネルギーを全力で注ぐことができます。

決断することで焦点が定まるため
他のことに気を取られることもなく、
謝罪会見を成功させることに全力を注げるようになるのです。

決断することは
そのようにエネルギーを上手に活用することに繋がります。

なので、できる限り早めに決断すること。

これを心がけていきたいものです。

決断するための筋肉を鍛えよう

決断するためには
決断するための筋肉が必要です。

決断し慣れていないと
なかなか決断する勇気が出ません。

ですが、決断に慣れていると
決断することが当たり前になり、
勇気とか関係なく決断できるようになります。

決断することが当たり前になるためには、
決断の筋肉を鍛える必要があります。

では、どうすれば決断の筋肉を鍛えられるのでしょうか?

それは、
「決断した!」と意識することです。

日々決断したことを意識しよう

人が一日にしている決断の回数は
9,000回とか35,000回とか言われています。

正確な回数はわかりませんが、
そのくらいたくさんの決断をしているのです。

ですが、決断と言われると、
大事なことに対しての決断だけを思い浮かべませんか?

僕はそのように考えていたことがあったため、
「一日に一回も決断する機会がないよ!」
なんて思っていました。

ですが、人は一日で
ものすごくたくさんの決断をしているのです。

「どの服を着るか?」を決めることも決断です。
「今日は何を食べるか?」を決めることも決断です。
「今から何をするか?」を決めるのも決断です。

そういう当たり前の日常で決断したことに対して
「私はこの決断をした!」と意識することが、
決断の筋肉を鍛えることに繋がります。

無意識に決断していたことは、
決断したとは思っていないので、
決断の筋肉は鍛えられません。

ですが、
毎日行っているはずの決断を意識して行うだけで、
決断の筋肉を鍛えられるようになるのです。

これってなんだかお得な気がしませんか?

外食でメニューを決めるときも
5分とか悩んでしまうのであれば、
「5秒で決めてみよう!」なんてやってみるのも
決断の瞬発力を鍛えることに繋がります。

優柔不断というレッテルを剥がそう

優柔不断で悩んでしまい、
何も行動できなくなっている場合は、
「『自分は優柔不断だ』と思い込んでしまっているから」
という可能性もあります。

それを取り除くためにも、
日常的に決断を意識し、
「毎日決断している」ということに気付き、
「実は優柔不断ではなかったんだ!」
と考えてみてはいかがでしょうか?

優柔不断であるのは、
自分自身で優柔不断のレッテルを貼っているか、
毎日決断をしていることに気付いておらず、
決断の筋肉が衰えているためです。

なので、まずは優柔不断のレッテルを剥がし、
日常的に行っている決断を意識して、
決断の筋肉を鍛えていっちゃいましょう!

そうすることで、
決断の瞬発力も身につき、
決断を繰り返すことで失敗も糧にして
適切な決断をできるようになっていきます。

決断を繰り返すことで失敗を恐れなくなる

冒頭でお話したように
「決断は失敗を怖れるからできない」
というのも実際あるんですが、

決断を意識して何度も繰り返していると、
「決断してもしなくても失敗はやってくるんだから
 決断による失敗を怖れる必要はないんじゃないかな?」

というのがわかってくるはずです。

なので、
「優柔不断で困っている」
「決断が遅くて困っている」なんて場合は
自分自身に貼っている優柔不断のレッテルを剥がし、
日常生活で行っている決断を意識して繰り返してみて、
決断の筋肉を鍛えてみてはいかがでしょうか?

まとめ

  • ゲーテの言葉「世界中で最も不幸なのは優柔不断な人間である」

  • 決断が遅れることで事態が悪化するのはよくあることだから、決断は早めに

  • 決断によって得られるもの
     ー事態を悪化させる前に対処できる
     ー自分に自信を持てるため、エネルギーを高められる
     ー決断が焦点を定めるため、エネルギーを効率的に使えるようになる

  • 決断するための筋肉を鍛えるために、日常的なことでも「決断した!」と意識しよう

  • もしかしたら優柔不断なわけではなく、優柔不断という「レッテル」を貼っているだけかもしれないから、レッテルを剥がそう

  • 決断を繰り返すことで、決断をしてもしなくても失敗はやってくることを知り、失敗を恐れなくなる

「世界中で最も不幸なのは優柔不断な人間である」
という言葉は本当に正しいかどうかはわかりません。

ですが、優柔不断によって決断できず、
事態が悪化してしまったり、
決断できない自分に嫌気がさして自信がなくなっているのであれば、
「最も不幸」と言われても仕方ない気がします。

ゲーテに「最も不幸な人」と言われないようにするためにも、
優柔不断のレッテルを剥がし、
日常的なことでも「決断した!」と意識して、
決断を日々繰り返すようにしていきたいものですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。