Twitterのメッセージにて
このような質問をいただきました。
質問
こんばんは。いつも拝見させていただいています。
自分自身では内向型かどうか判断が付きにくいですが、やはり人付き合いは苦手な方です。特にグループで飲み会とかが苦手です。
かといって孤独には耐えられず、少人数や個人的には親しくなりたいと思っているので、仲良くなりたいと思う人にはストレートに感情を表したりしてしまい、嫌がられたりしてしまいます。(特に異性の人)
自分だけがないがしろにされているのではないかと、ネガティブな感情が溜まってしまいます。
なので、周りの社交的な人を見ると羨ましかったり、「思ってもないことを口に出して軽薄だ」と憎んでみたり、平常心が保てなくなり、結局殻に閉じこもりがちになります。
どのように自分の感情と向き合っていけばよいと思われますか?
長文になってしまい失礼しました。
この質問に対する回答を書いていきます。
質問していただいた方をFさんとさせていただきます。
回答
いつも拝見していただき、ありがとうございます!
そして、コメントをいただき、ありがとうございます!
内向型かどうかは「内向型かな?」と思ったら内向型だと一旦思ってみるのも良いかと思います。
完璧な内向型というのも存在しなく、「内向8割:外向2割」みたいに割合があると考えてもらえればと。
エネルギー状態によっては内向型に見えるとか、状況によっても異なりますからね。
だから、内向型かどうか判断できない場合は、とりあえず内向型だと思っていただいた方が対策しやすいかと思います。
さて、Fさんのコメントを読ませていただいたところ、基本的に僕と同じような方なんだなぁと感じました(笑)
全く人と関わらなくても問題ないという内向が強めの方もいます。
ですが、多くの内向型は人と関わると疲れるのに、信頼できる少人数と親しくなりたいと考えています。
孤独には耐えられない寂しがりや、と言ってしまいましょうか。
内向型は嘘をつくことが刺激になるためか、素直なところがあるため、駆け引きが苦手な傾向にあります。
しかも、仲良くなるならありのままの自分を知ってもらいたいと考えるから感情をストレートに出してしまいがちなんですよね。
なので、お気持ちよくわかります。
また、内向型の人は4人の飲み会までが限界という人が多いですね。
できれば、2人が楽という。
これはFさんがおっしゃっているように「自分がないがしろにされているのではないか」ということが大きな刺激となって、ネガティブな感情が溜まってしまうことが多いからです。
そして、今の世の中は外向型の世界だから、外向型を羨ましく思ってしまうのは仕方ないことだったりします。
内向型は真面目で素直、そして相手の感情を読み取りやすい傾向にあるため、「思ってもないことを口に出して軽薄だ」なんて思ってしまうんですよね。
僕も社交辞令とかは好きではなくて、社交辞令ばかりの人とは距離を置くことが多いです。
さて、ここまでFさんがおっしゃってきたことに対してつらつらと書いてきましたが、ここからが
どのように自分の感情と向き合っていけばよいと思われますか?
の内容の本題となります。
Fさんのコメントをここまで見てきて、一番やりやすそうな感情との向き合い方は、
「その感情を受け容れること」
ですね。
社交的な人を見て羨ましいと思うとか、憎むっていうのを悪いことだと思って、自分を責めてしまいませんか?
正直な話、上記にも書いたように社交辞令が好きではなく、僕も「思ってもないこと口にして…」なんて思うことはよくあります。
でも、それは素直な感情なんですよね。
だから、僕の場合は「この人は社交辞令が生きていくための術なんだな」と考えて気持ちを楽にさせていました。
「相手には相手の生き方があるし、僕には僕の生き方がある」なんて分けて考えられると少し楽になるかと思いますよ。
または、反面教師として見立ててみても良いかと思います。
「思ってもいないことを口にすると人が離れていくのになぁ…」なんてなんて考えたら、ちょっと気持ちが落ち着きませんか?
こうやって一歩離れて見てみることで、客観的に物事を見ることができ、平常心に近づいていくはずです。
一歩引いて考えてみる、となると、
仲良くなりたいと思う人にはストレートに感情を表したりしてしまい、嫌がられたりしてしまいます
というのはどう考えれば良いでしょうか?
これは「好かれるために自分を偽らなければいけないのか?そうまでして仲良くなりたいのか?」と自分に問いかけてみると、客観的に物事を見やすくなるはずです。
自分を偽ってまで仲良くなっても、自然体でないため辛い思いをし続けると思うんですよね。
なので、自分の感情をストレートに出したことで嫌がられてしまったのであれば、「この人とは縁がなかったのかもしれない」と割り切ってしまうのも一つの手です。
もしくは、
「どんな言葉を投げかけると良かったのか?」
なんて教訓としてシミュレーションしてみても良いですね。
今後の改善に繋がりますから。
基本的に物事は自分の都合の良いように考えてみると良かったりします。
ストレートに感情を表すことに対して、「駆け引きのために自分を偽るのは自分らしくないな!というよりも、それは相手を騙すことだ!」と思えば、感情をストレートに表したことにマイナスのイメージはつかないですよね?
こう考えるとエネルギーの消耗をだいぶ抑えられるはずです。
ここでちょっとしたケーススタディです。
例えばエネルギーが高まってきて、マイナスに考えることがなくなってきた。
その結果、心に余裕ができて、駆け引きも行っていけるようになった、という場合。
その場合は、「自分を偽り、駆け引きをすることは相手に喜んでもらい、話しやすい場を提供するためのもの」などと、考える視点を変えてみると良いです。
このように状況により、「自分の都合の良いように考えてみる」と楽になると思いませんか?
エネルギーが低い状態と高い状態はやれることが大きく異なるし、視点や考え方を変えるだけでもやれることは大きく異なり
やれることが大きく異なるため、全く逆のことをやっていることも結構あるんですよね。
でも、全く逆のことでもどちらも正しく、自分のためであり、相手のためでもあるように考えられることが多いです。
「駆け引きのために自分を偽るのは自分らしくないな!というよりも、それは相手を騙すことだ!」と考えた場合、自分の心を偽るのは自分のためではないし、相手を騙すことも相手のためではありません。
だから、感情をストレートに出すことは素敵なことだと言えます。
逆に「自分を偽り、駆け引きをすることは相手に喜んでもらい、話しやすい場を提供するためのもの」というのも、自分を偽ることで相手が話しやすい環境を作れたのであれば、相手は嬉しいし、その姿を見て自分も嬉しくなるでしょう。
だから、どちらも自分のためであり、相手のためになることです。
そうやって、自分の視点や考え方によって良し悪しが変わるので、都合の良いように考えてしまえば良いかと思います。
と、長々と書いてきましたが、
どのように自分の感情と向き合っていけばよいと思われますか?
という質問に簡単にお答えするとすれば
「自分の行いや感情を受け入れ、自分の都合の良いように考えること」
と言えるかと思います。
「この行いや感情はどのように受け入れたら良いだろう?」
「これはどのように都合の良いように考えたら良いだろう?」
と思った場合は、聞ける人に聞いてみると良いかと思います。
(僕でも良いですし)
そうすれば、
「そういう視点があったのか!」とか
「その考え方良いね!」
と思うことがあるはずですから。
この内容でFさんが少しでも感情と向き合っていくことができましたら幸いです。
以上が質問に対する回答になります。
同じような悩みを持っている方や、
他の方の意見も聞いてみたいという要望をいただき、
Fさんの質問とその回答を掲載させていただきました。
Fさんありがとうございました!