【禅語とエネルギー】時時勤払拭(じじにつとめてふっしきせよ):常に心の汚れを払おう

『時時勤払拭』は
不安や心配事などの雑念は心に溜めておかないで、
常に汚れを払おうという禅語です。

常に汚れを払うからこそ、溜まることはありません。

だからこそ、毎日汚れを払う必要があります。

これは部屋も一緒で、
毎日掃除しないとどんどんゴミが溜まっていきます。

部屋が散らかっていると心も乱れます。

「部屋は心の状態を表す」
なんて言いますが、
まさにそのとおりですね。

部屋も心のいつも清潔に美しく保っていきたいものです。

一掃除二信心

以前に書いた
一掃除二信心』という禅語とも通ずるところがありますね。

『一掃除二信心』というのは、
「迷いや不安を取り去ってくれる掃除を何よりも先に行おう」
というものでした。

掃除の大切さを説いてくれている禅語です。

今回の『時時勤払拭』は
「心を常にスッキリさせておくことはとても大事なことだよ」
ということを説いてくれています。

掃除は常に行い、物理的にも精神的にも
常に清潔に保っておこう、と。

心の掃除とはどういうこと?

物理的な掃除の話は
『一掃除二信心』の記事を読んでください。

今回の記事では
『心の掃除』
について触れていきます。

心の掃除というのは
ネガティブな考え方といった雑念を取り除くことです。

そのために何をするかは色んなところで書いていますが、
「エネルギーを高めること」
です。

エネルギーを高めると雑念なんて気にしなくなります。

言い方を変えると、
「執着を手放すこと」
とも言えます。

今回は
「毎日心を掃除すること」
という話なので、
そこに焦点を当てたお話をしていきます。

毎日心を掃除するためには?

モヤモヤを残したまま寝て
次の日もモヤモヤしたまま一日が始まる、
なんてことになっていませんか?

モヤモヤはその日のうちに解消して、
次の日スッキリと目を冷ましたいものですよね?

そのためにどうしていくと良いのでしょうか?

そのためには、
「モヤモヤしていることを特定し、解決する」
「モヤモヤしていることを忘れる」
「モヤモヤを気にしないレベルに持っていく」
なんてやり方があります。

ただし、
「モヤモヤしていることを特定し、解決する」
というのは、毎日の心の掃除を行う上では不適切と言えます。

解決まで持っていくとなると、
それなりの時間を要したりしますからね。

日々行うやり方としては
ちょっと厳しいものがあります。

また
「モヤモヤしていることを忘れる」
というのもなかなか難しいでしょう。

一日で忘れられるくらいのことであれば、
モヤモヤなんてしないでしょうから。

なので、日々の心の掃除を考えた場合、
「モヤモヤを気にしないレベルに持っていく」
なんていうのが良さそうです。

モヤモヤを気にしないレベルに持っていくために

では、モヤモヤを気にしないレベルに持っていくためには
どうしたら良いのでしょうか?

…モヤモヤとばかり書いていたら
ゲシュタルト崩壊を起こしてきました( ˘•ω•˘ ).。oஇ

…まぁそれは置いておいて、
モヤモヤを気にしないためには

  • モヤモヤを言語化する
  • モヤモヤを客観的に観察する
  • モヤモヤを別の視点で見てみる

なんてことが挙げられます。

モヤモヤを言語化する

不安や心配事などは
漠然とした不安や心配、イライラであることがあります。

「なんとなく不安」
「なんとなく心配」
「なんとなくイライラ」
なんていう風に。

その「なんとなく」という部分を言語化してみます。

怒られて落ち込んでいるというのはわかっているけれど、
どうしてそこまで落ち込んでいるのか?
と突き詰めてみるといったことですね。

「相手の言葉が図星だったから?」
「相手の言葉が理不尽だったから?」
「相手の言葉がこちらの気持ちを考えてくれていなかったから?」
「大声で怒鳴られたことが辛かったから?」
「怒られている姿を周りに見られたのが嫌だったから?」

など。

さらにそこから未来に繋げるために
「今後に繋げるためにはどうしたら良いか?」
「改善するためにはどうしたら良いか?」
「自分だけではなく、周りにこのことを伝えるためにはどうしたら良いか?」
なんて未来のことを考えると、
気がついたらモヤモヤは消えているはずです。

未来のことまで考えずとも、
理由をきちんと明確にすると、
気持ちがスッキリしたり、
それでもスッキリしなかったら勝手に頭が考えるので、
いずれにしてもモヤモヤが晴れて心の掃除に繋がります。

あとは、よくある手法として、
「今思っていること、感じていることを紙に書き出すこと」

『エクスプレッシブ・ライティング』
と言われているものですね。

これも自分のモヤモヤを言語化することで、
頭をこねくりまわす必要もなく、
頭に思い浮かんだ言葉をダーーーーっと書いていけばいいので、
やってみると意外と書き込めるはずです。

20分くらいやると良いと言われていますけど、
時間は特に気にせず、自分が書きたいときに書きたいだけ書けばいいです。

時間を気にしてストレスになっては意味がないので。

これはシンプルなやり方ですが
言語化することで物事を客観的に見れるようになるので
意外と大きな効果を感じるはずですよ。

頭がモヤモヤしたときにはお試しあれ。

注意点
無理やりに書こうとして過去の出来事を思い出して落ち込みそうになったら、その場合は書くのをやめてください。

その状態で書いてしまうと、過去への執着が強くなり、逆に悪い影響が出てしまいかねませんから。

言語化することはモヤモヤをなくすためといった、あくまでも「未来のため」だとお考えください。

モヤモヤを客観的に観察する

モヤモヤを客観的に観察することも有効です。

「あ、今こんなこと思っているんだぁ~」
なんていう風に、
今考えていることを客観的に感じ取ってみるのです。

モヤモヤに対して気持ちが落ち込む理由は
そのモヤモヤと一体になっているからなんですよね。

だから、客観的に感じ取ることで
モヤモヤを自分と分離することで、
モヤモヤが解消されます。

言い方を変えると
「客観的に見ることで、執着を手放す」
ということです。

このやり方は瞑想にも通ずるところがあります。

瞑想も自分を客観視するために行うことがあり、
「あ、今こんなことを考えてるな~」
と考えては消え、また考えては消え、
という繰り返して執着を手放していく、
なんてものがありますから。

これは先ほどの言語化にも通ずるところがあります。

言語化することで、
自分の感情を客観的に考えることができるからです。

最初は言語化しないとなかなか客観的には見れないかもしれせんが、
慣れてくると言語化せずともいきなり客観的に見ることができ、
すぐにモヤモヤを解消できるようになるはずです。

なので、先に言語化することから始めてみると良いかと思います。

モヤモヤを別の視点で見てみる

モヤモヤを別の視点で見てみることも
モヤモヤを解消するのに良い方法です。

これは客観的に見ることにも関わってきます。

「私はこういう視点で見ていたけど、
 相手の視点で見てみるとどうなるかな~」
なんて考えてみるのです。

「色々と怒鳴られて辛かったけど、
 上司も怒りたくはなかっただろうなぁ。
 もしかしたら、上司も怒ったことに落ち込んでいるかもしれない」

なんて別の視点で考えてみると、
気持ちが落ち着いてきそうですよね?

これは言ってしまえば
事実でなくていいのです。

色々とこじつけて
「これってこういう視点でも見れるよね」
というストーリーを作って、
そこに臨場感を持つことができれば、
それは”自分の中では”事実なのです。

それで、自分の中だけでの事実とはいえ、
それでモヤモヤが晴れるなら良いと思いませんか?

また、そういうストーリーを作っておくと、
あとあと同じようなことが起こっても、
すぐにそのストーリーを思い出せるため、
モヤモヤの予防にもなります。

これはエネルギーがないときに行うのはなかなか難しいことなので、
エネルギーがあるときに考えてみて、
それらのストーリーをストックしておくことをオススメします。

たくさんのストーリーができあがれば、
その日のうちにモヤモヤを解消するのが容易になるので、
毎日の心の掃除が非常に楽になりますから。

お試しあれ。

まとめ

  • 毎日心の掃除を行おう
  • モヤモヤを気にしないレベルまで持っていこう
  • モヤモヤを「言語化」「客観的に観察する」「別の視点で見てみる」ことで気にしなくなる

モヤモヤしていると
睡眠の質まで悪くなってしまいます。

睡眠の質が悪くなると、
エネルギーの回復が不十分で、
負のスパイラルに落ってしまいかねません。

だからこそ、
心のモヤモヤを安易に考えず、
早めに対処していきたいものです。

『時時勤払拭』という禅語の心構えを持って、
毎日心の掃除をし、
モヤモヤを取り払っていっちゃいましょう!

それでは、ありがとうございました!

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