【禅語とエネルギー】諸行無常(しょぎょうむじょう):すべてのものは絶えず変化している

誰もがどこかしらで聞いたことがあるのではないかという
『諸行無常(しょぎょうむじょう)』
という禅語についてです。

『諸行無常』には
「この世のすべての物事は絶えず変化し、とどまることはない」
といった意味があります。

『諸行無常』でよく聞くたとえ話は
大切にしていたものが壊れた時ですね。

「モノはいつか壊れてしまうんだから」
という考え方です。

「モノはいつか壊れてしまうもの」
と考えると何が良いのかというと
「執着を手放すことができる」
ということです。

執着については、
別の禅語『放下著(ほうげじゃく)』という禅語で触れました。

『放下著』というのは、
「すべてを捨ててしまえ!」というものであり、
言い方を変えると
「すべての執着を捨ててしまえ!」
というものです。

執着を手放すとエネルギーが生まれる

物事に執着していると
エネルギー漏れが発生してしまいます。

例えば欲しいものがあると
ついついそのことを考えすぎてしまいますよね?

それが執着であり、欲しいものに執着があると
その欲しい物が気になってしまい、時々考えてしまって
物事に集中しづらくなってしまいますよね?

それがエネルギー漏れとなってしまいます。

その欲しいものへの執着から開放されると、
執着にエネルギーが漏れていた分を利用できるため、
使えるエネルギーが増えます。

なので、執着がなくなると
エネルギーが高まるのです。

諸行無常は執着を捨てる一つの考え方

『放下著』は
「すべての執着を捨ててしまえ!」
と言っているにすぎませんが、
その執着を捨てる一つの考え方として
『諸行無常』があります。

「すべての物事は変わりゆくのだから、
 そのことに執着していても意味がないよね」
という考え方です。

仮に失敗してしまったとしても、
その失敗は時間の流れとともに臨場感が薄れていきます。

物事というのは変わりゆくものであり、
失敗した記憶も薄れていくのです。

いずれ薄れていくものなのだから、
「失敗したことに執着して悩んでも仕方ないよね」
ということです。

仮にいま健康だとしても
世の中のすべては変わりゆくものだから
いずれ病気になることもあるでしょう。

いくら健康でいるために頑張り続けても
病気になってしまうときはなってしまうのです。

だから、病気になったことを責めず、
病気になったなりにできることを考えていけば良いのです。

ゆっくり休むことかもしれないし、
気持ちを強く持つことかもしれないし、
自分の笑顔で周りを安心させることかもしれません。

そのように
「すべての物事は変わりゆくもの」
だとわかっていれば、
臨機応変に対応することもできるのです。

「なんでこんな状態になってしまったんだろう…」
なんて悩んでエネルギーが漏れることもありませんからね。

変わった状態をそのまま受け入れることができれば、
エネルギーの状態も大きく減ることはありません。

だから、臨機応変に対応できるのです。

なので、『諸行無常』という考え方は
執着を手放すことでエネルギーを漏れを防ぎ、
エネルギーが高い状態を維持したまま
臨機応変に対応するために大切なことなのです。

『諸行無常』の
「すべての物事は変わりゆくもの」という考え方は
色んなことに応用できるので、ぜひ取り入れてみてください。

まとめ

  • 諸行無常:すべての物事は変わりゆくもの
  • 諸行無常は執着を捨てる一つの考え方
  • エネルギーが高い状態を維持でき、臨機応変に対応できる

失敗について
「失敗したことに執着して悩んでも仕方ないよね」
と先述しましたが、個人的には
「失敗したことに悩むと良い未来に繋がらないから意味がない」
と考えています。
(むしろ悩むことでどんどん状況が悪くなる)

ですが、失敗したことについて前向きに考えれば
それは意味があることなので、
それはある程度執着してもいいと考えています。

なぜかというと、
「失敗したことをより良い未来に繋げるために分析するのであれば、
それは変わりゆく世の中の流れに沿った動きだから」
と言えるからです。

そう考えると執着というよりは、
「失敗はより良い未来のために考えるための糧になるもの」
というのが正しいと思いますが。

「執着はどのくらいの度合いになると執着と呼ぶのか?」
と考えたりするのですが、これについては
「より良い未来に繋がらない事柄に関することはすべて執着と呼ぶ」
と言っても良いかなと。

趣味もエネルギー回復に役立っているのであれば
それはより良い未来に繋がる大切なことですが、
「昔のようにこの趣味を楽しまなければいけない」
みたいに義務感に似た感じで趣味を行っていたら、
それは執着と考えられるので、手放した方が良いですよね?

執着の考え方はそういう考え方でいいかな、
なんて思っています。

執着は大きなエネルギー漏れとなってしまうので、
どんどん手放していっちゃいましょう!

以上、『諸行無常』についてでした!

ありがとうございました!

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